目の前で事象として起こっている問題について、たんなる対処療法ではなく、問題の本質を見極め、解決していく思考法のこと。

問題を解決するためにはその問題が起きている本当の理由を探り、その解決のための課題を緻密に設定していかなければなりません。ここでいう問題とは「本来あるべき姿とのギャップ」のことであり、課題とは「そのギャップを解消するために何をすればいいか」ということです。たとえば「売上不振」は問題ですが、単純にそれを裏返しただけの「売上拡大」は課題ではありません。

問題を解決するために具体的にどうすべきかという具体策である、「販促活動の改善」などが課題になります。問題解決を考える際には頭の中で問題と課題を使い分ける必要があります。