マーケティングによって明らかになった施策について取り組む4つの視点のこと。「製品」(Product)、「価格」(Price)、「流通経路」(Place)、販売促進(Promotion)の4つの要素からまり、頭文字のPから4Pと呼ばれています。

まず「製品」ですが、最も大切なのは自分達が考える「良い商品」ではなく、「顧客のニーズのある商品」を作るという発想を持つことです。独りよがりの商品は売れません。

次に「価格」ですが、通常は「製造コストに確保したい利益を」、「競合企業の反映した相対価格」、「消費者の値頃感」の3つの要素を組み合わせて決めるのが通常です。

さらに「流通経路」とは商品製造者から顧客までの商品の流れのことです。重要なのは顧客が商品を購入する際の利便性(買いやすさ)を追求することです。

最後に「販売促進」とは、ターゲットとする顧客に対して、広告によって商品の認知度を上げたり、直接に営業マンや販売員が購入を促す活動を指します。