仮説思考とは、問題解決を考える際などに、これまでの自分の経験や世の中で正しいとされている法則から「たぶんこうだろう」という仮説を立て、実際にそれが正しいかどうか検証するやり方のことです。 たとえば売上不振に苦しむスーパーが販促キャンペーンを行う場合、過去の経験からどんな販促手法がどの程度の効果をもたらすのか、ある程度はわかっています。そこで、「今回は従来の手 […]
従来の商品やサービスを改善するためのブレーンストーミングの際に活用する手法のこと。考案者の名前に由来します。オズボーンのチェックリストには以下の9つの視点があります。 ■オズボーンのチェックリスト(各視点の説明はそれぞれの代表例) 1.「転用」:そのままで新しい用途はないか? 改善・改良して新しい用途はないか? 2.「応用」:他のアイデアから応用できないか? […]
「主張」、「データ」、「論拠」の3つの整合性を保つことで、説得相手の納得性を高めるためのロジックのこと。論理的に思考するための基本的手法。 具体的には以下のような構成になります。 (1)主張 ・「こうである」「こうすべきだ」という結論、意見、推論 例)新商品開発に早急に着手すべきだ (2)データ ・主張を裏付ける客観的な数値や事例 例)既存商品の売上が減少し […]
目の前で事象として起こっている問題について、たんなる対処療法ではなく、問題の本質を見極め、解決していく思考法のこと。 問題を解決するためにはその問題が起きている本当の理由を探り、その解決のための課題を緻密に設定していかなければなりません。ここでいう問題とは「本来あるべき姿とのギャップ」のことであり、課題とは「そのギャップを解消するために何をすればいいか」とい […]
自分の思考プロセスを違う視点から客観的にチェックしていく思考法のこと。 問題解決のために複雑なことを考えていると、頭のなかで堂々巡りが始まり、そもそも何のためにそのことを考え始めたのかわからなくなることがあります。深い思考をするときには、「自分はなぜ今そのことを考えているのか」、「そもそもの目的は何だったのか」といったことを常に確認しておく必要があります。 […]
一見解決が難しそうに見える問題でも順序立てて丁寧に分解していくと、本当の原因にたどり着きやすくなります。このように因果関係を漏れなく分解した図のことをロジックツリーと呼びます。 たとえばスーパーマーケットを経営している会社が「3ヶ月連続で前年比を割り込んでおり、このまま放っておくとさらに売上が減少しそうだ」という事態が発生したとします。その場合、まずは「なぜ […]