心(メンタル)の健康のこと。厚生労働省によれば生涯を通じて5人に1人が心の病気にかかるともいわれています。心の病気は特別な人がかかるものではなく、誰でもかかる可能性のある病気です。

心の病気は職場環境が原因で起こることもあります。とくに上司から受けるストレスが原因であることが目立ちます。実際に上司の発言がきっかけでうつ病となり、自殺にまで至ることもあるのです。上司の行動でストレスは増えることもあれば、減ることもあります。部下に安心感を与える職場は、たとえ仕事が忙しくてもストレスが少なく、仕事も効率的に進みます。一方、部下にストレスと与える上司の元では、仕事の生産性が落ちるだけではなく、最悪の場合、うつ連鎖が起きることもあるのです。

社員に過度な長時間労働を強いたり、過重な疲労、心理的負荷が生じないようにするために、作業環境、作業方法、労働時間等の職場環境を改善することが大切です。